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Airbnbではホストが宿泊するゲストを選べる!

グローバルで展開されているAirbnbのホストになる場合は、日本の中ではなかなか気が付かないことが大きな問題に繋がることがあるので十分に注意する必要があります。

airbnb ゲスト

・ホストがゲストを選べるのがAirbnbの特徴だけれど
・人種差別?とのツイートを巡って
・Airbnbのポリシーは?

ホストがゲストを選べるのがAirbnbの特徴だけれど

ホストがゲストを選べるというのがAirbnbの一つの特徴かも知れません。悪質なゲストの場合、履歴に悪い評判が残っていることが多いので、それにより、そのようなゲストを受け入れるのを回避することができます。一方、一般のホテルなどは、宿泊者の過去の履歴など確認しようがないのでホテル側がゲストを選ぶのは殆ど不可能です(宿泊料を高い値段に設定することである程度の層をターゲットにする・・ということはできますが)。

人種差別?とのツイートを巡って

その「ホストがゲストを選べる」しくみについて、アフリカ系アメリカ人の人たちから「予約可能となっているから予約を入れようとしたら予約不可が返ってきた」「予約不可になった物件に対し、白人の友人が予約を入れたらOKだった」などの意見、ツイートが出されています。もちろんこれに対し「今までAirbnbを使ってきたけれど、予約が不可になったことはない」と発信するアフリカ系の女性もいらっしゃいます。

個人的な話になりますが、先日英国に行った時、レストランで端の席に案内されると「えっ、どうして」なんて思い、その次に来た英国人カップルも端の席に案内されると「あっ差別じゃなかった」なんて思ったりしますので、社会の中でマイノリティーに属してしまう方たちは「これって差別?」と思ってしまう習慣があるのかもしれません。

また、ホストが意図的にゲストを選り好みしている場合もあるかもしれませんが、Airbnbについては要注意です。「差別した」とゲストに思われないような細心の注意が必要です。グローバルスタンダードでは、民族はもちろん、年齢や性別(ホモセクシャルな方も含め)の理由でのお断り・予約不可は余程の理由がない限りはしないほうがいいでしょう。Airbnbからの評価が悪くなると、迎えられるゲストの数にも影響してしまいます。

■Airbnbのポリシーは?

この件についてのポリシーは以下の通りです。「私たちは世界の中で最も開かれた、信頼のできる、多様性があり透明性のあるコミュニティーであるAirbnbを作り上げていくことにコミットしています。偏見や差別は問題として受け止めています。これらについては適切に対処していきます。」ある意味、Airbnbのホストやゲストになることで、グローバルの問題やグローバルスタンダードについて実感し学ぶことができるということかもしれませんね。

参考はこちらです。
Black travelers share their experiences with Airbnb — and highlight discrimination
http://mashable.com/2016/04/29/airbnb-while-black/#xJd139a3bkqt

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