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入札単価高騰の年末年始!リスティング広告確認事項!

Adwords管理画面イメージ

前回は2014年のスマホ普及率について実際の数値にも触れました。そして国内のスマホにおけるECの状況もお伝えしました。今回は年末年始のリスティング広告の運用について改めて確認したいと思います。普段からご自身でリスティング広告の運用をされている方は右の画像のような状況を何度か目にされたことがあるはずです。広告代理店などがYahoo!やGoogleなどの媒体へ入稿したデータが反映され始めたのか、各種キーワードの広告単価の引き上げが生じているようです。

これは年末年始だから媒体が価格を挙げているわけではなくリスティングという広告の特性上、高い単価で入札をされてしまうと必然的にこちらの広告が表示される位置が低くなってしまいます。(実際は単価だけでなく広告の品質も関わってきますが今回はここは省いてお話します。)その為、イメージにあるような注意書きが表示されてしまうのです。

このような状況が発生するのは年末年始の商戦に向けて各社が販売強化を考えているからです。では、入札単価を上げて対抗すればいいのか?答えは対抗する為の施策があれば調整する必要があると思います。例えば、私がサポートをしている日本酒販売のECサイトさんではお正月用のラッピングを用意し、さらにLP(ランディングページ)を設けた上でリスティング広告の入札単価を強めています。LPではラッピングの状態を分かりやすく写真付きで解説し、親戚でお祝いをしている様子の写真も合わせて掲載しました。さらに広告単価が上がる分、売り上げも増やさないといけない為、お正月期間限定のセット販売と桐の木箱をオプションで販売しました。桐箱ラッピング

競合がリスティング広告の入札単価を上げたからといって闇雲に入札だけで対抗しても広告費の割合を増やしてしまうだけです。きっちりと施策を考えて準備を行うことが大切です。もちろん年末年始に限ったことではありませんし、商材によっては対象となる期間が限られることもあると思います。指をくわえて待っていても売上アップは見込めません。トライ&エラーを繰り返して自社の最適な販売方法を見つけることが大切です。


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