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増える訪日観光客対策!空港での手続きを自動化へ

2019年1月から、海外へ出国する際に一律1,000円の税金がかかることになりましたが、逆に空港のシステムはどんどんシステム化され、便利になってきています。

2017年10月から、羽田空港では、日本人の帰国者向けに顔認証システムを使った入国審査を開始。現在は帰国する日本人が対象ですが、これからオリンピックに向けて増加傾向にある、訪日観光客の出入国審査にも今後使われる予定です。また、羽田空港だけでなく全国の空港に導入される可能性もあるそう。スムーズにいけば1人10秒で手続きが完了するという、優れもののシステムです。以前から導入されている指紋認証システムは利用者登録が必要でしたが、顔認証システムは事前登録不要なので、より便利になりました。

デパートなどで今まで従業員が行っていた免税手続きを、訪日観光客がセルフで行うことができるシステムGripsJ for Kioskも2018年度から導入される予定。デパートだけでなく、今後は空港でも使われることになることになるでしょう。
パリのシャルル・ド・ゴール空港で使われているPABLOなど、外国ではすでに同様のシステムが使われていますが、日本ではセルフ式のものははじめてだそう。10か国語に対応しているため、多くの訪日観光客にとってメリットのあるシステムです。

こちらはまだ新千歳空港限定ですが、12月14日から空港内のほぼ全店(171店)で、ウィーチャット(微信)ペイでの支払いができるようになりました。
『なぜ中国人は財布を持たないのか』という本に書かれていたのですが、中国のお札は汚く、偽造札も多いのだとか。そのため、中国国内では、屋台のお店でも、スマホでQRコードを読み取って支払いするそうです。

成田空港にある多くの免税店や羽田空港の一部店舗でも導入されているウィーチャットペイ。アリペイと共に、中国人に多く普及しているモバイル決済システムなので、今後利用できる空港も増えていくことでしょう。

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