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海外ではAirbnbをどう見てる?

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[目次]
■サンフランシスコでは人々がホテルを使用しなくなった?
■資金の一助としてAirbnbのホストとなる起業家たち
■必要なのは信頼の構築

日本より先行してAirbnbが進んでいる海外の事例を今回は紹介したいと思います。

■サンフランシスコでは人々がホテルを使用しなくなった?

http://www.newsweekjapan.jp/column/takiguchi/2013/04/post-661.php
ニュースウィーク日本版からの記事です。サンフランシスコではどうやら多くの人たちが今やホテルではなく、安価なAirbnbを使っているとのこと。ビジネスでの宿泊をAirbnbで...というパターンも多くなっているようですね。アパートの一室をそのまま借りるとか。ホストとの交流は基本なし。つまり、安価なビジネスホテル(日本でいうところの)としての利用です。ですから、貸す側もAirbnbだからといって手を抜くわけにはいかないようです。記事によると借りてはAirbnbであってもプロ並みのサービスを求めるとのことです。



■ビジネススタートアップの一助としてAirbnbのホストとなる起業家たち

(http://realbusiness.co.uk/article/28664-how-airbnb-has-become-a-source-of-funding-for-uk-entrepreneurs-businesses-)
ビジネススタートアップの一助としてAirbnbをはじめているイギリスの起業家たちに関する記事がありました。
過去にイギリスの大手のホテルで勤務した経験のあるNakul Sharmaさん。Airbnbのホストに対するマネージメントサービスを最近立ち上げたとのこと(清掃サービスやタオルのレンタルなど)(http://hostmaker.co/ )。 実際にどのようなホスピタリティーが求められているのか知るために、ご自身も実験的に家をAirbnbで貸しているそうです。
その他、自分のビジネスの収入源の一部としてAirbnbのホストになっている場合もあるようです。The Hampstead Kitchen(http://www.thehampsteadkitchen.com/)という、ケータリングサービスを立ち上げたSaima Khanさん。起業当初は軌道にのるまで、資金不足が悩みの種。Airbnbの収入が助けとなり、自分の事業に集中できるとのことです。



■必要なのは信頼の構築

(http://www.wired.com/2014/04/trust-in-the-share-economy/#slide-1)
この記事ではインターネットがもたらした、シェアリングエコノミーについて述べられています(シェアリングエコノミーとは、ソーシャルメディアの発達により可能になったモノ、お金、サービス等の交換・共有により成り立つ経済のしくみをいいます。Airbnbはその典型です。他にも車をシェアするUberなどが挙げられます)。
記事ではこれは単なる経済のしくみを変えるという話ではなく、「信頼のもとで」成り立つビジネスの時代がやってきたと述べています(他人に自分の所有物を貸すわけですから)。とはいえ、アメリカでに人々が互いに信頼できる時代になったのかというと、残念ながらそうでもないようです。調査結果によると、人々を信頼できるかとの設問にイエスと答えた人が32%(2012年)、これは同様の設問の答え(1972年)が41%であるのに対して下回っています。旅行先で会った人を信頼するかの設問には、わずか19%がイエスという結果(2013年)。アメリカでのデータですが、信頼の構築というのは実際にはなかなか難しい状況のようです。

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